「眉毛サロンに行ってみたいけれど、痛そうで予約ボタンが押せない」
SNSでワックスを一気に剥がす動画を見て、そう感じた方も多いのではないでしょうか。まわりに通っている男性が少ないと、実際どのくらい痛いのかを聞ける相手もいません。
先にお伝えすると、眉毛サロン利用者への調査では、施術後まで痛みが続かなかったという回答が多数を占めました。痛みの感じ方には個人差がありますが、施術方法や来店前の準備、サロン選びによって変わる部分もあります。
この記事では、初めて眉毛サロンを利用する方に向けて、施術方法ごとの刺激の違い、痛みを抑えるための7つの対策、施術後の赤みへの対処法までお伝えします。予約前に確認しておきたい注意点もまとめました。
初めての眉毛サロンでも痛みは一瞬のチクッとした刺激という声が中心
痛みの感じ方には個人差があり、強く感じる人もいます。そのうえで利用者の声を見ると、毛を処理する瞬間にチクッとした刺激が走り、すぐに引いていくと語られることが多くなっています。
実際にどのくらいの人がどの程度の痛みを感じたのか、公開されている調査を見てみましょう。
痛みの程度を4段階で見た実態
眉毛サロンのポータルサイト「眉毛とまつ毛の美容室」が実施したアイブロウワックスに関するアンケート調査では、痛みの程度について次の結果が出ています。この調査は2023年10月28日〜11月2日に、東京都在住の10〜30代女性150人を対象に街頭で実施され、有効回答は100人でした。
| 痛みの程度 | 回答割合 |
|---|---|
| 少し痛む | 59% |
| やや痛む | 25% |
| すごく痛む | 11% |
| 全く痛まない | 5% |
有効回答100人のうち、「少し痛む」「やや痛む」を合わせると8割強を占め、「すごく痛む」と答えた人は1割程度でした。
なお、この調査は企業が女性を対象に行った街頭アンケートであり、男性や全国のサロン利用者の実態をそのまま表すものではありません。男性の場合は毛質や施術内容によって感じ方が変わるため、あくまで目安として捉えてください。
参考:株式会社アイム「アイブロウワックス調査アンケート③眉毛サロンの痛みについて」(2023年)
施術後まで痛みが続かなかった人が多数という結果
同じ調査では、施術中に痛みを感じた回答者のうち86%が、施術後に痛みは続かなかったと答えています。
毛を引き抜く瞬間に刺激を感じやすいという施術の性質が背景にあると考えられます。ただし痛みが早く引いた場合でも、施術後に赤みやヒリつきが出ることはあります。対処法は記事の後半で解説します。
初回は刺激を強く感じる人もいる
初めての来店では、これまで処理していない毛が眉のまわりに多く残っているぶん、処理する範囲が広くなりがちです。処理する毛の量が多いほど、刺激を感じる場面は増えやすくなります。
「回数を重ねるほど楽になった」という声が語られることもありますが、毛の状態と痛みの関係を裏づけた統計は確認されていません。初回でも感じ方には個人差があり、回数を重ねれば必ず楽になるとも限らない、という前提で臨むのが現実的です。
施術方法5種で違う刺激の質と感じ方
「眉毛サロン=ワックスで一気に剥がされる」というイメージが先行しがちですが、実際の施術は複数の方法を組み合わせて行われます。方法によって刺激の質は変わります。次の表は一般的に語られる傾向を整理したもので、痛みの強さを客観的に測定・比較したものではありません。
| 施術方法 | 刺激の質(一般的な傾向・個人差あり) |
|---|---|
| ワックス脱毛 | 剥がす瞬間のピリッとした刺激 |
| 毛抜き | チクッとした刺激が複数回 |
| 間引き | 細かい刺激が続きやすい |
| シェービング | 毛を抜かないため刺激は少なめ |
| 眉毛パーマ・眉ティント | 薬剤がしみる場合がある |
ワックス脱毛|剥がす瞬間にピリッとした刺激
専用のワックスを眉のまわりに塗り、毛を絡めて剥がすことで処理する方法です。専用のシートを重ねて剥がすタイプと、固まったワックス自体を剥がすタイプ(ハードワックス)があり、手順はサロンによって異なります。
痛みを感じやすいのは剥がす瞬間で、複数の毛をまとめて処理できるのが特徴です。剥がし方や処理する範囲、担当者によって感じ方は変わります。
ハードワックスについては、皮膚に密着しにくく肌への負担を抑えられると説明しているサロンもあります。予約前に、どの方式のワックスを使っているかを確認しておくと安心です。
毛抜き|1本ずつのチクッが繰り返される
デザインを微調整する場面では、ピンセットで1本ずつ毛を抜く処理が入ります。
1本ずつ抜くため、処理する本数が多いほど刺激を感じる回数は増えやすくなります。感じ方には個人差があるので、気になる場合は担当者に伝えながら進めてもらいましょう。
間引き|調査で「痛かった」と回答した人が多い施術
意外に思われるかもしれませんが、先ほどのアンケート調査で「痛かった施術」として回答者が挙げたのは、ワックス脱毛が14%だったのに対し、間引き(毛抜き)が86%でした。あくまでこの調査の回答者における結果で、全サロン共通の痛みの順位を示すものではありません。
間引きは眉の内側の毛量を調整する処理で、毛抜きを使いながら少しずつ進めていきます。1本あたりの刺激は軽くても、細かい作業が続くぶん、体感として長く感じられるようです。
「ワックスが一番痛い」という前提で身構えている方にとっては、意外な結果かもしれません。
参考:株式会社アイム「アイブロウワックス調査アンケート③眉毛サロンの痛みについて」(2023年)
シェービング|毛を抜かないため刺激は少なめ
眉まわりの産毛をシェーバーやカミソリで剃る処理です。毛を根元から抜くわけではないため、抜くときのような痛みは感じにくい方法です。ただし刃による刺激や、肌が乾燥しているときのヒリつきが起こることはあります。
毛根が残るぶん、整った状態の持続は抜く場合より短くなりやすく、期間には個人差があります。痛みが苦手な方はシェービング中心の施術を相談できますが、通う間隔が短くなる可能性は考慮しておきましょう。
眉毛パーマ・眉ティント|薬剤がしみる場合がある
眉毛パーマは薬剤で毛流れを整える施術、眉ティントは皮膚表面を染色する施術です。どちらも毛を抜かないため、抜くことによる痛みはありません。
ただし薬剤を使うため、肌質によってはしみるように感じたり、かゆみが出たりすることがあります。使う薬剤や施術内容、パッチテストの可否は店舗ごとに異なります。肌が弱い自覚がある方は、施術内容とパッチテストの可否を予約前に確認しておくと安心です。
痛みの感じ方を左右する4つの要因
同じ施術を受けても、痛みの感じ方には個人差があります。何が影響するのかを知っておくと、対策も立てやすくなります。
毛の太さと量
男性は女性に比べて眉毛が太く濃い傾向があるといわれます。ただし毛の太さと痛みの関係を測定した調査は確認されておらず、毛量や毛質、肌の状態によって感じ方は変わるため、性別だけでは判断できません。
先ほど紹介した調査は女性を対象としたものです。男性にそのまま当てはまるとは限らないことを踏まえて、目安程度に参考にしてください。
肌の乾燥・日焼け・体調
米国皮膚科学会(AAD)は、日焼けした肌や非常に敏感な状態の肌にワックス脱毛をしないよう案内しています。乾燥している肌も刺激を受けやすいとされるため、肌の状態が整っていないときは避けるのが無難です。
睡眠不足や体調不良と痛みの関係を裏づけるデータは確認されていませんが、体調がすぐれない日に無理をする必要はありません。
参考:American Academy of Dermatology「Hair removal: How to wax」
施術者の技術とワックスの種類
皮膚の押さえ方や剥がす角度・速さといった施術の進め方によって、感じ方が変わる可能性があります。
ただし、経験年数や資格と痛みの少なさを結びつけた比較データはありません。施術例や説明の丁寧さ、衛生管理の様子も含めて確認するのが現実的な見極め方です。
「きっと痛い」という緊張
心理的な要素も無視できません。「痛いに違いない」と身構えていると体に力が入り、同じ刺激でも大きく感じられることがあります。
施術中は肩の力を抜いて、ゆっくり呼吸することを意識してみてください。不安が強い場合は、痛かったら途中で声をかけてよいかを事前に確認しておくのも一つの方法です。
初めての来店で痛みを抑える7つの対策
痛みの感じ方を確実に減らす方法があるわけではありませんが、肌への負担を減らすために自分で準備できることはあります。来店前・施術中・施術後の3つの場面に分けて見ていきましょう。
来店前にできる4つの準備
1. 予約前は自己処理を控えて毛を伸ばしておく
意外に感じるかもしれませんが、眉毛は伸ばした状態で来店するのが基本です。毛が短いとワックスで絡め取れず、毛抜きで1本ずつ処理する工程が増えてしまうためです。控える期間の目安はサロンごとに異なり、2週間以上を案内している店舗もあるため、予約時に確認しておきましょう。
「ボサボサで恥ずかしい」と思わず、そのままの状態で行くのがおすすめです。
2. 日ごろから肌を保湿しておく
乾燥した肌は刺激を受けやすいとされます。日ごろから化粧水や乳液で保湿しておきましょう。なお、AADは施術前に対象部位を洗って汚れやスキンケア用品を落とし、肌をよく乾かすよう案内しています。来店当日にクリームなどを塗ってよいかは、サロンに確認すると確実です。
3. 日焼け直後を避ける
AADは、日焼けした肌にワックス脱毛をしないよう案内しています。海やゴルフなどで日焼けした場合は、肌が落ち着くまで予約を控え、直近の日焼けは予約時にサロンへ伝えてください。
4. 体調がすぐれないときは無理をしない
体調と痛みの関係を裏づけるデータは確認されていませんが、体調不良のときに無理をする必要はありません。すぐれない場合は予約の変更も検討しましょう。
参考:American Academy of Dermatology「Hair removal: How to wax」
施術中にできる2つの工夫
1. カウンセリングで痛みへの不安を伝える
もっとも手軽で効果的なのが、施術前に「痛みが不安です」と正直に伝えることです。
先ほどの調査では、痛みについてスタッフから説明があったと答えた人が回答者の92%にのぼりました。不安を伝えておけば、進め方の調整やこまめな声かけといった配慮を受けられる場合があります。
2. 毛抜き中心ではない進め方を相談する
痛みが心配な場合は、「毛抜きでの処理をできるだけ減らしてほしい」と伝える方法もあります。ワックスやシェービングを中心に組み立ててもらえば、刺激を感じる回数を減らせる場合があります。
仕上がりや持続期間とのバランスがあるため、希望を伝えたうえで対応できる範囲を施術者と相談するとよいでしょう。
参考:株式会社アイム「アイブロウワックス調査アンケート③眉毛サロンの痛みについて」(2023年)
施術後にできるケア
冷やして保湿し、当日は刺激を避ける
施術後は肌が敏感になりやすい状態です。AADは、痛みがあるときの冷却、熱い風呂・シャワーの回避、保湿をアフターケアとして案内しています。ほてりを感じたら清潔なタオルなどで軽く冷やし、そのあと化粧水や乳液で保湿しておきましょう。
このほか、当日は次のような行動を控えるよう案内しているサロンもあります。施術を受けたサロンの案内に従ってください。
- 長時間の入浴やサウナ
- 激しい運動
- 飲酒
- 屋外で長時間日差しを浴びること
- 施術部分を手で触ること
赤みが引くまでの目安と対処
施術後、眉のまわりに赤みやヒリつきが出ることがあります。引くまでの時間には個人差があり、数日、場合によっては1週間程度続くと案内しているサロンもあります。
撮影や面接など大事な予定がある場合は、直前を避けて日程に余裕を持たせて予約しておくと安心です。
AADは、ワックス後の赤みや腫れが2日を超えて続く場合、皮膚科医への相談を勧めています。毛穴に細菌が入って赤いブツブツ(毛嚢炎)ができることもあり、膿を伴う場合や症状が悪化する場合も皮膚科を受診してください。
参考:American Academy of Dermatology「Hair removal: How to wax」
初めての予約前に確認したい5つのケース
肌の状態や使っている薬によっては、ワックス脱毛を避けたほうがよい場合があります。予約前に自分が当てはまらないか確認しておきましょう。
内服薬・外用薬を使っている場合
ニキビ治療に使われるイソトレチノインを内服している方は注意が必要です。米国皮膚科学会(AAD)は、内服中および服用をやめてから6か月間はワックス脱毛を避けるべきとしています。傷あとが残るおそれがあるためで、これはホットワックス・コールドワックスの両方に当てはまります。
レチノール入りの市販スキンケア用品や、処方されたレチノイド外用薬を使っている場合について、AADは顔のワックス脱毛の2〜5日前から使用を避けるよう案内しています。休止や再開の時期を自己判断せず、処方を受けている医療機関に確認してください。
いずれの場合も、予約時にサロンへ使用中の薬を伝えておくとスムーズです。
参考:American Academy of Dermatology「Isotretinoin: FAQs」
参考:American Academy of Dermatology「Hair removal: How to wax」
ピーリング・日焼けの直後
ケミカルピーリングの前後は肌が敏感になりやすいため、ワックス脱毛との間隔をあけたほうが安心です。どのくらいあけるべきかは、ピーリングを受けている医療機関に確認してください。
日焼け直後も避けたいタイミングです。AADは日焼けした肌へのワックス脱毛をしないよう案内しており、サロンによっては施術を断られることもあります。予約時に肌の状態を伝えておきましょう。
敏感肌・アトピー・傷など肌トラブルがある場合
アトピー性皮膚炎や、湿疹・かぶれ・傷が出ている場合は、事前にサロンへ相談してください。施術できるかどうかの判断はサロンによって異なるため、予約時に肌の状態を伝えておくとスムーズです。
不安がある場合は、皮膚科で相談してから利用を検討するという選択肢もあります。
初めてのサロン選びで見たい3つの基準
痛みへの配慮はサロンによって差があります。予約前にチェックできる3つの基準を紹介します。
メンズ専門かどうか
メンズ専門のサロンは男性の施術例が多く、男性の毛質や骨格を前提とした対応に慣れている場合が多いといえます。公式サイトやSNSで男性の症例が公開されているかを確認してみましょう。
男性客が多い環境であれば、初めての来店でも気後れしにくいという利点もあります。
痛みについて事前説明があるか
カウンセリングで痛みについて説明があるかどうかは、そのサロンの姿勢が表れる部分です。
先ほどの調査では回答者の92%が事前説明を受けたと回答していますが、裏を返せば説明のないケースもあるということです。予約前に公式サイトやSNSで、施術の流れや痛みへの配慮が説明されているかを見ておきましょう。
施術者の経験と資格
眉毛の施術には民間の認定資格があり、取得に一定の実務経験が求められるものもあります。
在籍スタッフの経験や資格が公開されているサロンは、判断材料の一つになります。ただし資格や経験年数だけで痛みの少なさが決まるわけではありません。施術例や説明の丁寧さ、衛生管理とあわせて確認し、料金だけで選ばないことをおすすめします。
痛みが不安ならメンズ眉毛サロン「プラスエイト」

ここまで痛みを抑える方法をお伝えしてきましたが、「それでも初回が不安」「痛みに配慮してくれるサロンを選びたい」という方もいるでしょう。そんなときは、メンズ専門の眉毛サロンを利用するという選択肢があります。
眉毛サロンでできることとセルフとの違い
自分で毛抜きを使って眉を整えると、皮膚を押さえきれないまま引っ張ってしまうことがあり、仕上がりの調整も難しくなりがちです。
サロンでは、スタッフが皮膚を押さえながら毛流れに沿って処理し、ワックスでまとめて処理を進めるのが一般的です。セルフケアと肌への負担を比較したデータはなく、サロンでも痛みや赤みが出る可能性はありますが、カウンセリングで痛みへの不安を伝え、進め方を相談できる点はセルフケアにはない利点です。
累計58万件の施術実績を公表するプラスエイトの特徴
数あるメンズ眉毛サロンの中でも、特におすすめなのがプラスエイトです。同社公式サイトによると、累計施術数は58万件(2025年3月1日現在)にのぼり、2013年12月1日にはJBS(Japan Browtist School)から全国初の男性眉サロンとして認定を受けています。
プラスエイトの強みは、骨格や筋肉の付き方まで丁寧に見極め、左右のバランスが整った自然で印象的な眉に仕上げてくれる点です。オーソドックスなスタイルから最新のトレンドまで幅広く対応しているため、妥協のない仕上がりを求める方にも向いています。
同社は眉毛専用のハードワックスを全店で使用しており、肌への負担が少ないと公式サイトで説明しています。眉スタイリングは初回4,500円から利用できると案内されているため、「痛みが不安で一歩踏み出せない」という方は、一度相談してみる価値があります。
まとめ|初めてでも準備とサロン選びで不安は軽くできる
この記事では、初めて眉毛サロンを利用する方に向けて、施術方法ごとの刺激の違いと、痛みへの不安を軽くするための対策をお伝えしてきました。
眉毛サロンの痛みは、毛を処理する瞬間のチクッとした刺激が中心と語られます。東京都在住の10〜30代女性を対象にした街頭調査(有効回答100人)では、8割強が「少し痛む」「やや痛む」と回答し、施術中に痛みを感じた回答者のうち86%は施術後まで痛みが続きませんでした。同じ調査では、ワックス脱毛よりも間引きのほうが痛かったと答えた人が多く、「ワックスが一番痛い」というイメージとは異なる結果も出ています。
痛みの感じ方には個人差があり、肌の状態や施術の進め方、心理的な緊張によっても変わります。来店前に自己処理を控えて毛を伸ばしておく、日ごろから保湿しておくといった準備は、施術をスムーズにするうえで役立ちます。施術中はカウンセリングで不安を伝え、施術後は冷却と保湿を心がけましょう。赤みが引くまでの時間には個人差があり、数日続く場合もあるため、大事な予定の直前は避けるのが安心です。赤みや腫れが2日を超えて続く場合は、皮膚科に相談してください。
なお、イソトレチノインを内服中・中止後6か月以内の方や、レチノイド外用薬を使っている方、ピーリングや日焼けの直後の方は、施術を避けるか医療機関に相談し、予約時にサロンへも伝えてください。サロンを選ぶ際は、メンズ専門かどうか、痛みについての説明があるか、施術者の経験や資格が公開されているかを確認してみてください。痛みへの不安は、知識と準備で小さくできます。初めての一歩を踏み出す参考にしていただければ幸いです。

